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今のところ、風間和範のコンテンツに関係したリンクばかりですが、ただリンクを貼り付けるだけでなく、風間の視点からコメントを付け加えています。特に今回は資格に関係した資料を提供します。面白く読んでいただければ幸いです。

 

リンク集の感想などお寄せいただけると、編集子共々、励みになります。

 

 

認定心理士(日本心理学会)

https://psych.or.jp/qualification/

https://psych.or.jp/authorization/

取得するには大学の卒業が必要であることが見過ごされ、yahoo知恵袋などで、持っていても意味がない資格などと叩かれることの多い認定資格です。実際は、心理学以外を専攻して社会に出た人が、心理学分野で仕事に就く際の、基礎学力を証明するためのほぼ唯一の資格になっています。そのため近年、取得希望者は増加の一途をたどっています。認定に当たっては大学での必要取得科目が細かく規定されており、その中には心理統計や心理学実験など、心理分野を専攻しなければお目にかかる機会もない科目が多数含まれています。2011年より、日本心理学諸学会連合(https://jupa.jp)の基礎資格として承認され、心理分野のいかがわしい資格の多い本邦における確かな認定基準(心理学の専門家として最小限の標準的基礎学力)を世の中に提示する役割を一手に担っています。

 

取得した人は知っていますが、更新料、年会費、会費の徴収の類は一切なく、認定心理士の会に登録しておくと、全国で定期的に開かれる無料の講演会に出席できます。低予算で行われる懇親会などが持たれることもあります。最初の1年は日本心理学会の会誌も無料で届けられ、継続購読の義務もありません。無料づくめの極めてコストパフォーマンスの良い資格です。心理学分野で働く方には、経由することを強くお勧めしたい資格です。

 

 

産業カウンセラー(JAICO)

http://www.counselor.or.jp

就労支援はキャリアの援助と、メンタルサポートが車の両輪とされています。つまり、就職に困っている人は同時にメンタルの援助を必要としていることが多く、逆にメンタルを病む人はそのことが就労に対する高いハードルになります。この二つは切り離すことができないと言われ、就労支援をする側には、両方の勉強と訓練をしてきているということが期待されます。それで、キャリアの支援を行う人は、キャリアコンサルタントだけでなく、産業カウンセラーも取得するよう勧められています。

 

最近養成講座がやや不人気です。この講座の中で行われていることを、私の頭の中の整理の仕方で簡略化して説明するとおよそ次のようになります。教育学という分野の隣に心理学という分野があり、教育学と心理学の隔たりと同じほどの隔たりを持って心理学の隣に臨床心理学があります。そしてその臨床心理学の系譜を遡ると、フロイトがおり、ユングがおり、アドラーがおり、時代が下って、カール・ロジャーズがおります。そのカール・ロジャーズの提唱した心理療法である来談者中心療法に、やや産業カウンセラー協会の独自の視点を加え、特に実習の機会を膨らめて提供しているのが、産業カウンセラー養成講座です。卒業したグループは長く、仲良く交流を楽しむ傾向があるようです。

 

 

国家資格キャリアコンサルタント(キャリアコンサルティング協議会)

https://www.career-shiken.org

実は、日本の就労支援は心理学分野で人材育成を行っています。古くは、人と職業のマッチングを行う際に簡単な心理学的アプローチを取ったことに由来するのですが、心理学が発展し、その活動分野が多岐にわたるようになった今日でもなお、それは変わっていません。制度設計としては海外のキャリアコンサルティングを原型としながら、日本独自のキャリアコンサルタント資格が作られました。今でこそ、キャリアコンサルタント試験は、産業分野の統計や、経済系の白書をもとに出題が行われていますが、キャリアコンサルタント制度が日本に導入された今世紀初頭の学科試験は、しばらくの間、多分に心理学的な試験でした。

 

最近では受講料が高騰し、その後の更新講習の負担も軽くないため、手が届きにくい資格になりました。一般に技能士2級の方が上位資格と考える人がいますが、実は(技能士ではできない)国家資格キャリアコンサルタントでなければ認められていないこともあるということを知らされていない資格者は少なくありません。

 

 

メンタルヘルス・マネジメント検定(大阪商工会議所)

https://www.mental-health.ne.jp

比較的最近できた公的資格。メンタルヘルスと銘打たれていることから、心理系の資格と思われる方が多いと思いますが、明らかに人事労務系の資格です。会社などの組織の中で、自分がメンタル不調に陥らないように予防する方法、係長や課長といった上司がどのように接することで休職者を出さないようにできるかといった実務的な内容になります。最も難しいⅠ種では、経営者の視点でメンタルヘルスを捉えます。

 

私は就労支援の仕事を目指したとき、最初にこの検定のⅡ種、Ⅲ種を取りに行きました。現在では大きな会社では毎年必ずストレスチェックが行われるようになりました。一般的な会社の職場研修でも、その内容がまさにこの検定の、Ⅱ種やⅢ種の中身と大幅に重なっていたりするので、現在、企業が、いかにメンタルヘルスを重要視しているかがわかりますね。

 

 

キャラ診断アドバイザー(キャラ診断アドバイザー協会)

http://www.kokorowith.com/chara/

就労支援に携わるようになって、はじめて性格と職業適性の関連性について深く考えるようになりました。性格をどのように分類するかという研究はたくさんあります。私の性格は、有名な16分類ではINFJ型に分類され、これは非常に当たっているように思いました。臨床心理学では異なった立場の学説でも有効なものを組み合わせて使うということは一般的に行われているので、私(風間)は興味深いものがあれば、学問的な裏付けが少々不足するようなものでも積極的に学びに出かけます。

 

こちらのキャラ診断は、エニアグラム性格類型の立場から、人の性格を、おじいちゃんタイプ、お母さんタイプ、末っ子タイプなどに、明快に分類することに成功しています。名古屋の竹内成彦さんという臨床家の方が長年の経験に基づき開発し、最近資格化されました。ちなみに私は、自分ではお母さんタイプだと思っていたのですが、お父さんよりの長男タイプであることが判明しました!